紫外線治療器シリーズの最新機種「セラビーム® UV308 Slim(スリム)」を発売

― 従来機種より大面積照射かつストレスフリーな操作性を実現 ―

ウシオ電機株式会社(本社:東京都、代表取締役社長 浜島 健爾、以下 ウシオ)は、エキシマフィルター※1を搭載した紫外線治療器「セラビーム® UV308」(2008年発売)シリーズの最新機種となる「セラビーム® UV308 Slim(スリム)」の全国販売を、2018年6月1日※2より開始します。

ウシオのセラビーム® UV308シリーズは、2008年の発売以来、その高い安全性が支持され、現在、シリーズ累計で世界7ヵ国、約600台※3が使用されています。
今回発売する「セラビーム® UV308 Slim(スリム)」はシリーズ最新機種となるもので、臨床現場から寄せられた声を踏まえ、安全性はそのままに、より患者様や施術者様にやさしい仕様を実現しました。
 


セラビーム® UV308 Slim(スリム) 外観
 

ウシオはこれからも、独自の光技術を軸に医療関係者の皆さまをサポートするとともに、患者様のQOL向上ひいては医療分野の発展に貢献してまいります。

※1 公立大学法人名古屋市立大学(所在地:愛知県、理事長:郡 健二郎)の皮膚科、森田明理(あきみち)教授(加齢・環境皮膚科学)とウシオとの共同研究PAT
※2 保険適用手続き中で6月1日に完了予定。薬事認証は2018年4月19日に取得済み
※3 2018年4月1日時点、ウシオ調べ

 

「セラビーム®UV308 Slim(スリム)」の主な特長

ストレスフリーな操作と照射を実現する「フレキシブルアーム設計」

施術者様の操作がスムーズになり、患者様もより楽な体勢で治療が受けられます。

より大面積な照射サイズ(従来機種比 1.2倍)

12cm×12cm(144cm2)の大面積照射サイズ。手のひらサイズの一括照射が可能です。

大幅なスリム化を実現

幅450mm×奥行500mmの省スペース設計。従来設置面積を60%削減しました。

「エキシマフィルター」搭載で、紅斑やDNA障害を軽減
紅斑の生じやすい短波長をカットした光学フィルターを搭載。高い安全性を実現しました。

MEDの測定が簡単に

紫外線治療に必要なMED(最少紅斑紫外線量; Minimal Erythema Dose)の測定モードを搭載しています。

保険適用範囲
乾癬(かんせん)、白斑(はくはん)、アトピー性皮膚炎、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)、類乾癬、菌状息肉腫(きんじょうそくにくしゅ)、悪性リンパ腫、慢性苔癬状粃糠疹(まんせいたいせんじょうひこうしん)の8項目の照射治療。

仕様

寸法 高さ1400mm×幅450mm×奥行500mm、重量 約50kg

発売予定日

2018年6月1日

製造販売元

ウシオ電機株式会社

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エキシマフィルターとは

綿密な細胞実験と臨床評価を経て開発。紅斑の生じやすい短波長をカットする光学フィルターです。



 

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